履ける靴がない
デザインで靴が選べない
買いたくても買えない
高い
幅狭さんに限らず、既製靴の範囲内でピッタリの靴が履けないことで、金銭的、物理的な悩みは勿論ですが、精神的な悩みを抱えてしまう方って多いのではないでしょうか。
たとえ、家族であっても、靴の知識が乏しく、幅狭甲低という言葉から説明しなければならず、心が折れる方も少なくはないでしょう。
そういう私は、家族と同居しているのですが、サイズが大きくて幅狭甲低ということについては、残念ながら理解が得られていません。
というよりも・・・
短大の入学式で履くパンプスの件で、母ともめたくらいですからね・・・。
そんな親ですが、履ける靴がないからということで、良かれと思って24.5のスニーカーを押し付けられたことがあります。
もちろん、先が詰まっていることもあって、試着して痛いからだめといったら・・・
妥協して履け!!
背が低いクセに大きいサイズなんてみっともない!
と言われました。
そういう母も外反母趾だったするわけで、ここ近年はスニーカーやコンフォートシューズしかはいていません。
トラブル足を抱えている癖に・・・と思うと、今でも怒りがこみ上げてきます。
しかも、ワイズはEランクしかないと思ってないというよりも、婦人靴売り場であるサイズで我慢して履くものだと思い込んでいるのです。
いくら、私の足では合わないと説明してもだめなのです。
結局、どうせ相談しても分かってくれないということで、ネット情報を集めながら、孤軍奮闘するしかないのです。
大体、好き好んでこんな足で生まれてきたわけでもないのに・・・
悲しいです。
いまどきの日本人は今売られている靴のサイズよりも、幅狭さんが多いのにそれ自体を知らないばかりに、それ自体がマイノリティー扱い扱いされている現実。
それゆえに、どんなに自分の足に合うサイズをと訴えても、現場にはなかなか届きません。
特に大きいサイズor小さいサイズの場合、それ自体が規格外のために、深刻になってきます。
(地方だとなおさら深刻と言わざるを得ません)
仮にあったとしても、地味なデザインしかなかったり・・・。
インターネットの普及とSNSの発達によって、かろうじて情報を得たり、同じ悩みを抱える人同士でコミュを作って悩みを打ち明けたりすることが簡単にできるのは大きいのです。
それでも、地方にとってはまだまだ不十分だと言わざるを得ないのです。
靴を調整したり、一足の靴のためにわざわざ大都市まで行かなければならない・・・。
せめてこれが気軽に地元でできたら・・・と思うと、精神的にも疲れるのですよ。
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