やりたくても・・・
体型に難があるから・・・
身長に難があるから・・・
顔に難があるから・・・
裁縫に難があるから・・・
金銭的に難があるから・・・
などといった理由でやりたいキャラのコスプレを諦めざるを得ないキャラが生じてしまうことがよくあります。
ことさらに頭のてっぺんからつま先まで、元ネタになるキャラにより近づけることを要求されるご時世だけになおさらのこと。
上記の条件を仮にパスできたとしても・・・
私の場合、最終的にキャラクターコスプレおいて、できるキャラの基準は
履ける靴である
であることになってしまいます。
一度、この件について某SNSで質問してみたのですが、残念ながら私にとってはゼロ回答ばかりで、共感できたのは一件のみと散々な有様でした。
サイズのせいで履ける靴がないばかりに、やりたくてもできないコスプレがあるというのは、周りにはなかなか理解されないので悲しいです。
コスプレキャラを見ていると、案外パンプスやローファーを履くキャラは多いです。
しかし、ウィッグ・メイク・衣装・ポージングはバッチリでも、足元がぶかぶかの靴では興ざめしてしまいます。
歩いていてもかっこ悪いし、第一、足元のパンプスやローファーがOの字に笑っていたらみっともないです。
何よりも、元ネタになるキャラに本当に申し訳ない気分になります。
悲しいことに、私がやってみたい女性キャラはすべてパンプスやローファーということもあり、軒並み封印もしくは断念している状態です。
仮にできても、宅コス(註1)がやっとかもしれません。
(事実上、女装が困難なのが現状)
ましてや、広い会場をコスプレ姿で長時間歩くことを考えると、止むを得ない状況でもあるのです。
クオリティを重んじるあまり、合わない靴を履いて足を痛めてしまうのでは、コスプレを楽しむ以前に本末転倒といえるでしょう。
実際に、キャラクターに合わせて革靴を購入&イベントで履いたものの、靴ずれを起こしてびっこを引いたことがあります。
そういう事情もあり、コスプレキャラをする時は、足元が基準になってしまわざるを得ないのです。
コスプレのためとは言え、サイズの問題で履けるデザインの靴が仮にあったとしても、非常に高価だったり、オーダーじゃないと無理だったりと、衣装代よりもコストがかかるのも大きな問題でしょう。
既製のコスプレ服の数倍のお値段では、金銭的には厳しいですからね。
最近、縦のサイズが大きくて幅狭という私と同じような悩みのある方がいらっしゃったので、メッセージを送ってみたところ、「うんうん」と共感せずにはいられませんでした。
その人も、やはり履ける靴の関係でできるコスプレが限られており、しかも私以上に縦にサイズが非常に厳しい方でありました。(註2)
リアルレベルでも、なかなか理解されない幅狭さんのこと。
コスプレという趣味の世界でもそれは同様のことかもしれません。
(註1)
読んで字のごとく、自宅でやるコスプレのこと。
衣装確認やポージングやメイクの練習の延長上でやる場合もある。
(註2)
婦人用の大きいサイズの場合、25~26センチくらいが大半である。
したがって、26.5以上になってくると幅狭・幅広関係なく、より靴選びが厳しくなってしまう。
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