幅狭さんからすれば、ツッコミどころ満載の靴知識は多い。
いくつかの幅狭さんやシューフィッター関係のブログを拝見していると、同じような発言をしているものです。
つま先がきつければ、
幅の広い靴を履けばいいじゃない
と店員に勧められて幅の広い靴を買って履いたけど、逆効果でした><
昼過ぎにきょうの健康で変形股関節症を取りあげていたのでそれを観ていたときのことです。
文字通り、病気の治療法や家庭でできることを教えてくれるのですが・・・
ここでも、幅狭さんの立場からおいおいそれは違うだろう、ってつっこみたくなりました。
というのも・・・
足の負担を減らすためにも、
靴を見直しましょう
まではいいのですが、
ゆったり幅の靴を選んで
履きましょう
衝撃を和らげるためにも
中が柔らかいのだとベターです
と断言しておりました。
基本的にお店で売られているほとんどの靴は3Eです。
これで、外反母趾だの足にやさしいの触れ込みで4Eの靴がおいてあることもままあるのです。
幅狭さんの場合、つま先がきつかったり、小指や親指の付け根が痛いので、どうしても幅の広い靴を選びがちです。
でも・・・幅広の靴を選んでも、そもそも、容積がないから簡単に足が狭いつま先に入り込んでしまうだけで、余計痛くしまう悪循環になってしまうのです。
事実、私もシューフィッターの指摘を受けて、本来履くべきサイズの長さに合わせて靴を履いてます。
が、2E~4Eしかない現状で、ハーフサイズあげてしまうと、ワイズの数値もかなり上がってしまうこともあって、調整なしだと小指が痛くなるトラブルに見舞われてしまいます。
健康を守るこの講座で、果たしてこの対処法っていかがなものでしょうか。
しかも、介護用の靴も例外なしに3E〜4E仕様ですから、上記のとおり、サイズが合わないと余計病気を悪化させてしまいそうな気がします。
私も、一度足が痛いので、近所の整形外科にかかったことがあります。
ここで開帳足だと診断されたのですが、これといった対処方法を教えてくれず、不満だらけでした。
ネットで調べてみたところ、靴と足の健康の観点できちんと診てくれる整形外科は非常に少ないことを知り、愕然としました。
ましてや、私が住む街にはそういった専門の整形外科は皆無です。
教育やファッションはもちろんのこと、医療レベルで靴と足の健康の正しい知識を持った人が少ないのでは・・・と思うと、とても悲しいです。
少子高齢化で医療費がかさむことを考えると、合わない靴を履かされた結果、足の病気になってしまうあたり、靴公害と言わざるを得ないと思います。
本当に悔しい限りです。
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