日ごろから幅狭で靴選びに苦労している以上、趣味でやっているダンス・バレエ・ランニングなどで使う靴でも苦労している人は少なくないのです。
私の場合、いわゆる漫画やアニメなどのキャラクターを仮想して楽しむいわゆる「キャラクターコスプレ」を趣味としてやっているのです。
仕事の関係で、数ヶ月一度なのですが、なかなかできない濃いメイクや衣装や撮影を楽しんだり、作品についてお話をしたり。
ここでも、幅狭でしかも大きいサイズであることがネックになっています。
数年前に大きいサイズの幅狭であることを指摘されて以降、ほとんどお洒落靴が買えなくなったからです。
一応、ブーツは持っているには持っているのですが、これもサイズが合ってないけれど、妥協して履いているのが現状なのです。
キャラクターコスプレにおいて、いかにして元ネタにより「それらしく」魅せられるかが重要ポイントになってきます。
その一つに、ゴシックロリータなどでおなじみの厚底靴になってきます。
ハイヒールと同じく足長+高身長に魅せられるからです。
こんな靴は専門店でないと置いてませんから、たとえレギュラーサイズでも通販に頼らざるを得ないのです。
が・・・幅狭の方の場合、これが問題になってきます。
ネット通販によっては、幅狭さんの履き心地具合がデータが表示してあっても、基本的に「あてにならない」のが現状です。
幅狭さんの場合、通常の足と比べて非常にデリケートで、ちょっとでも合わないだけでも致命的に履けなくなるからです。
これも、人によっては個人輸入に頼る方もいますが、
・通常の靴と同じくクレカ所持が前提である
・関税や送料込で結果的に割高になる
などのリスクが大きくなることは注意しなければなりません。
それ以外にも、キャラクターによっては足元がバレエシューズやパンプスやローファーの場合も注意しなければなりません。
実は、私がこの手の履物を履くキャラを基本的に諦めているのは、そもそも日ごろから幅狭ではけないからです。
じゃあ、パンプスベルトで固定すればいいじゃないかとか、詰め物(中敷)でつめればいいじゃないとおっしゃる方いるんですよね。
幅狭さんにとっては、そんな安直なアドバイスですむ問題では済まされないのです。
キャラクターに合うからといって、強引に市販の幅広のパンプスやローファーを履いた日には悲劇です。
ポーズが決まった!!と思ったら、後で写真を確認したら靴が笑っていては興ざめだからです。
(参考:http://ameblo.jp/yasu-tenmei/entry-10641927397.html)
それだけではありません。
狭いスタジオならまだしも、広い会場を使うイベントでは長時間歩かなければなりません。
コスプレでレースアップの紐靴で長時間歩いたら、水ぶくれができてびっこを引いたのは1回や2回ではありません。
それでも、キャラクターによっては厚底・パンプス・バレエシューズ・ローファーなどをはかなければならない場合は、撮影時に限定するなどの対処が必要ではないでしょうか。
キャラクターによっては、ローファー設定でも、レースアップの革靴などで妥協できるのであれば、妥協するという手もありですね。
(もちろん、サイズが合っていることが大前提です)
残念なことに、コスプレイヤーの中も例外なく、大きいサイズや小さいサイズはもちろんのこと、幅狭や幅広についての理解度が非常に低いのが悲しいです。
結局、入っているコスプレSNSにも専用の同盟を自分で立ち上げるしかなかったのでした。
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