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幅狭甲低だけど・・・厚底履きたい~幅狭甲低レイヤーの願い~

何を履いてもぴったりのものが見当たらない・・・計測してみたら、実は大きいサイズの幅狭甲低。しかも、その割には身長はミニマムサイズ。 日本では存在しないサイズなので、探すのに苦労します。 そんな規格外ハンデを持ったアラフォーレイヤーのブログです。
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国産信仰は絶対無理

たけしのニッポンのミカタを見てふと思いました。

今回は、ニッポンから「国産」が消える!?というタイトルで、国産志向に疑問を投げかける内容でした。

にしても・・相変わらずの国産志向は根強いものがあるんですよね。
特に食品の場合、度重なる産地偽装事件もあって、なおさらだったりするものです。

しかし!!!
靴だけは国産志向は絶対無理。

分かってますよね・・・幅狭さんだったら。

自分たちにとって真にほしいサイズが国産ではないばかりに、大都市の小さな靴職人を探してオーダーしたり、円安や関税を覚悟して海外の靴を個人輸入せざるを得ないんですよ。
傍目には「贅沢」と見られるんでしょうけど、当事者にとっては切実な問題なのです。
ましてや、アベノミクスのせいでなおさら・・・そう思われると悲しいです(T_T)

多くの幅狭さんや靴のプロのブログを拝見していると、国産の靴に対するブーイングだらけなんです。

これに加えて履くべきサイズが大きかったり小さかったりすると、地元のお店へ行っても縦のサイズだけで門前払いされてしまうのです。
あっても、デザインが無難な形でしかも割高で少数生産・・・

メーカーも本来なら、作り手のニーズや現状を把握してから作るべき物なのに・・・なぜか今の幅狭甲低化している足事情にはまったく反映されてないのです。
それどころか、反対に幅広甲高化した靴ばかりが出回ってしまっているのです。


もっとも、この辺についてはメーカー側を責めるわけにはいきません。
自分の足について無知な私たちにも責任があるからです。

たいていの幅狭さんの場合、プロに計測してもらうまでは、

「実測地よりも大きくて幅広甲高サイズ」か
「実測地よりも小さくて幅広甲高サイズ」だと思い込んでいる方が大半だと思います。

前者の場合、つま先がきつい→サイズを上げる→余計つま先が痛くなるパターンです。

後者の場合は、全体的にブカブカで大きい→サイズを下げる→踵からつま先まで余裕がないのでつま先が痛くなる。
(時には、縦のサイズは余裕がないのに、履き口だけなぜかブカブカという奇妙な現象がおきることも)

そして、計測値を見て、たいていは青くなってしまうわけです。
「あなたに合う靴は日本にありません」

その上、かかとの大きさや形、指の長さ、縦のサイズなどに難があると、なおさらです。

しかし・・・それにかかわらず、メーカーの方は幅広甲高の靴ばかり売りつけるのが現実。
まあ、日本は何かにつけて脱ぎ履きすることが多いから、どうしても脱ぎ履きしやすい靴のニーズが増えてしまうのは否めないのですけどね。

服は多少大きくても何とか自分でカスタマイズすれば何とかなりますが、靴はそうはいきません。
大きかったら中で足が動いたりして落ち着かないばかりか、足がつま先に押し込められて、トラブル足になってしまいますから。

現状では、正しいサイズの見方をはじめ、靴に対する知識がきわめて乏しいし、学ぶ機会すらないのです。
雑誌をぱらぱらめくっても、デザイン一辺倒でサイズの合わせ方や測り方などについて啓蒙が一つも掲載されてないのです。

二重の意味で、靴において国産信仰は絶対に無理だと自分の足を持って実感させられてしまうのです。

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