体育祭や運動会を5～6月あたりに開催する学校がおおいですよね。
そうなると、徒競走が苦手なお子様にとっては憂鬱そものだったりします。
反面・・・足が速ければクラス対抗リレーの選手としてクラスの花形になったりします。
いわゆるお受験(註）を控えているお子様をお持ちだったりすると、学校によっては運動実技試験もあったりすることもあります。
それだけに、ここ近年は体育の家庭教師を利用される方も少なくなかったりします。
というわけで、夕方のニュース内でこの話題が挙がったんですが、個人的に気になることがあります。
こういう家庭教師にテクニックを学ぶのも大切なのですが、靴もきちんと合ったものを正しい方法で履こうという啓蒙活動もあっていいと思うのです。
いくら走るテクニックがよくても靴選びや履き方が間違っていては本末転倒としか思えません。
経験から言いますと、私自身徒競争は苦手で6人で走ったらビリかビリから2番がいいとこでした。
当然のことながらスポーツテスト成績もかなり悲惨なほうだったのはいうまでもありません・・・orz
もともと細幅さんの場合、筋肉が少なくてほっそりしているのですが、今に始まった事じゃないかと思います。
運動不足云々もありますが、遺伝の影響もあいまって子供の時からほっそりしてるというのも大きいのです。
なので、親子そろって幅狭で靴選びに苦労される方も少なくないのです。
(事実、巨大掲示板の幅狭靴関連のスレッドでも、体育会系で鍛えたはずなのに足は細かったなんて方も・・・いるとか。)
そういう私の母も外反母趾＆偏平足で、今では幅広のスニーカーを紐をゆるゆるにして履いています。
その影響もあるのか若くして股関節に人工関節を入れている状態です。
今思えば、母も「無自覚の幅狭」さんだったのかも知れません。
(持病で飲んでいる薬の副作用もあるので、それを差し引いてもあまりあるものでしょう)
子供の時から、はだしがいいとか、わらじで鍛えるのがいいとかいわれますが・・・何か？
そういう私も、保育園に入ったときにはわらじを上履きにしていましたが、それでも細幅で育っちゃいましたよｗ
子供の時から細くてそれに合う靴がない。
親もそういったぴったりという感覚がないから、教えてあげられないし、見つけられない。
結局、仕方ないので、子供の時からブカブカの靴を履かざるを得ないわけです。
そもそも日本の靴売り売り場へ行っても、基本的に子供用は２EかEしかありません。
3E以上orD以下のお子様となると、本当に履ける靴を探すのが困難になります。
しかも成長するから買い換えのコストが馬鹿になりません。
（mixiのコミュでも子供がキッズのCで途方にくれているという話も聞きます)
また、困ったことに小さいときから、ズックにしろ、紐靴にしろ、丁寧に履こうとすると、決まって親や先生から「早く履きなさい」とせかされるので、いい加減にはかざるを得ないということも大きいです。
(シューフィッターからはき方が間違っている事を指摘されたのは、数年前でした・・・)
なので・・・いろんなサイトを見ていると、ハイヒールとは無縁(というか履けるはずもない)なはずの子供にも外反母趾や内反小趾などのトラブルが増加しているのだそうです。
当然ブカブカの靴ですから、そんな靴(履き方も含)では踏ん張れるわけもなく、徒競争をやっても早く走れるはずがないのです。
わが子の足が遅いかも・・・と思ったら、足の形のチェックや足のサイズ(縦だけではなく、ワイズも測る事)を計測して見てください。
案外、縦が大きくてブカブカの靴を履いてるかも知れませんよ。
http://www.orthotics-society.or.jp/visitor/children/index.html
余談になりますが、私の場合、母が若くして人工透析に入らざるを得なかったのか、子供の時から家族でスポーツする楽しみはなかったですね・・・。
体力をつけるために、スイミングスクールには通ったものの、水泳はともかく、体育の成績はさっぱりでした・・・。
腰痛もあるから、ジムへ行ってピラティスかヨガをやりたいんですけどね・・・。
これだと、はだしでできるのと、細幅に欠けている体幹を鍛えたいのですよ。
(註)
いわゆる私立国立の幼稚園や小学校の入試のこと。
ちなみに地方によっては実質国立大学付属幼稚園や小学校しかないこともある。
(私が住むところもそのクチ)
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