5月になってくると深刻なUV対策。
となってくると、日焼け止めを慌てて買い求める方もいるかと思います。
私は果樹園農業をやっている関係でその性格上、日焼け止めが欠かせないのです。
しかもそれゆえに家族そろって地黒でシミが職業でもあります。
右頬に大きなシミによく似たイボ(良性腫瘍)ができて、皮膚科沙汰になったりしています。
問題は学生。
校則によっては日焼止めも化粧扱いということで禁止されている場合もあります。
ええええ??????
私が子供の時は日焼した健康的な肌が理想的だった時代で、オトナも小麦色の肌がもてはやされておりました。
そして、もともと化粧自体が好きではなく、それこそ洗顔程度で化粧水すら使わない生活が30代半ばまであたり前でした。
したといっても、年に数えるほどで、それもファンデを塗った程度でした。
コスプレでメイクといっても、20代を過ごした90年代のころは、薄化粧でも無問題だったのです。
そういったことがたたって、上記のとおり医療沙汰に。
もともと背の割(160センチ)に童顔なのですが、さすがにこの件で皮膚年齢が老人だという厳しい現実を突きつけられたのです。
(老人といっても、皮膚科の世界では25歳で「老人」扱いされるのです)
良性ということで、液体窒素療法を受けて完治したものの、結果的に傷跡が残ってしまっています。
そういった事情もあり、ドクターからもファンデーションを塗るように言われているのです。
もちろん、日焼止めは絶対条件です。
(お洒落や身だしなみではなく、医学的な事情の為)
今となってはUVが医学的に有害視され、それに伴って美白が理想的な時代になってきました。
ファンデーションも白っぽいのが多くて、色黒の私では一番黒いのを選んでも「白い」と呼べるレベル・・・><
今では子供のUV対策はWHOでも重要であるといわれております。
将来の健康はもちろん、美容対策も含めてこのころからすでにやらなければならないといってもいいでしょう。
事実、幼稚園や保育園では首を防護する布がついた帽子をかぶった園児をよく見かけるようになってきました。
子供向けの日焼け止めやUV対策も充実しています。
WHOの提唱する「こどもの紫外線対策」について
http://www.epochal.jp/hpgen/HPB/entries/5.html
幼児でこの状況なのに、中学高校生となってくるととたんに校則で「日焼止め」も化粧扱いとして禁止するというのは納得いかないものです。
WHOによれば、18歳までに生涯で浴びる紫外線量の大半を浴びてしまうのだそうです。
中高生の場合、部活などで屋外に出る機会を考えると、その時間のUV暴露量は相当なものではないでしょうか。
それなのに、なぜ日焼止めが校則で禁止されてるのでしょうか。
おそらくですが、BBクリームの存在があるからではないでしょうか。
これは、もともと傷を隠す目的で作られたこともあり、これ一つで日焼け止め・保湿・ファンデ(コンシーラーも含)の役割をします。
おそらくなのですが、これ自体が化粧禁止の根拠なのでしょう。
もっとも私が学生だったころは、中高生のメイクは不良とみなされ、「学生としてあるまじき姿」でした。
そういった背景もあって、たとえ色が入っていない日焼止めも化粧品扱いとみなされたのかも知れません。
風紀を重んじるあまり、健康を害するようでは本末転倒ではないでしょうか。
怒りを感じます。
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