「女装禁止」は差別? 大阪府がコスプレイベントで“指導”
ttp://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/131114/wlf13111407010000-n1.htm
某SNSでフレンドの方がこの記事で憤っておりました。
その方は、私の旧知の知人でもあり、かつ女形レイヤーでもあるのです。
事実、女形レイヤーがコスプレイベントで堂々と参加出来るイベントは少ないのです。
ことさら、彼女(?)をはじめ、多くの女形レイヤーに言わせると、関西・関東ともに男性の女装が出来るイベントはほとんどないのだそうです。
仮にイベントで出来たとしても、ドーラー(註1)に限定もしくは、撮影場所が制限されることが大半です。
合わせにしても例外ではありません。
そういった背景もあり、女形レイヤーの多くは、ロケ(註2)・身内オンリーでのスタジオ撮影・宅コスに頼らざるを得ないのです。
それにしても、差別というその手の口当たりのいい口実で、イベントに公的指導が入るなんて!!
事実、女装のレベルが上がって、お茶の間のバラエティではクオリティの高い女装ネタがでてきたり、女装子やGID(MTF)などの存在で少しずつ男性の女装が認識されてるものの・・・それでも、まだまだ女装は社会的には偏見が根強いものがあります。
変質者と同様の目で見られることも少なくありません。
同時に、今のコスプレ風潮である、いわゆる「完コス」主義(註3)も女装クオリティの向上に拍車をかけていることは否めないでしょう。
だからこそ、女形レイヤーの方々は本当に努力家が多いのです。
実際にお会いすると、そのことを痛感させられることが多々あります。
女形の方がここまでして努力してるのに、女性である私の方も努力しなければと痛感させられてしまうのです。
それをなぜ「差別」という口実で片付けていいのか、未だに理解できない。
私にとっては、男性の女装禁止事項を望まないのは、差別だからではないのです。
女装を禁止することで、交流そのものの幅を狭めているからなのですよ。
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